Diary 2003. 12
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12月8日 (月)  しつけ教室

 この頃日記をサボっている。こんなことじゃサイト運営も怪しくなるぞぉ。っと自戒自戒。

 今日はしつけ教室の日。「今日こそみんなに会えるかな」とクッキーさんの前に向かうとそこにはヴァロンくんの姿が!「ひゃーお久しぶり〜!元気にしてたぁ?」と親も仔もあいさつしたところでお店に入る。しばらくしてゼファちゃん登場!ほどなく先生といちくん登場!

 ヴァロンくん、ゼファちゃんは1ヶ月ぶり。あみちゃんはお休みでアンちゃんは受講時間変更とのこと。それじゃ今日は「爆走3キッズ」の独壇場ね!まず前半は各自のカウンセリングから。

 クルトは親が食事しているあいだは、少し離れたところでおとなしく待つ練習。今までは、親が食べ始めると側でステイさせてある程度の時間がたつとフードをあげていた。

 するとクルトは先読みして「あ、おとうさん、おかあさんがごはん食べ始めた!じゃ次はボクだね、早くチョーダイ!」この気持ちがいけないとか。ご飯を出すタイミングも親が決めることで、クルトが要求することではない。だからちょっと離れたところで、「あなたはそこでおとなしくしてなさい」のお稽古ということ。

 お稽古を始めたときから最初はおとなしくしているものの、5分もせずに勝手に立っちゃったりで、yattaranとchobiは「マテ、マテだよ〜」の連呼。

 あげくの果てには「くぅ〜ん、くぅ〜ん」攻撃で親の関心を引こうと必死になる。先生によると「要求」の「くぅ〜ん」は静かにさせなくてはならないけど、クルト自身で気持ちを落ちつかせるための「くぅ〜ん」は「うん、頑張ってるね」と認めてあげないとダメらしい。

 これは難しいぞ…。同じ「くぅ〜ん」を「早くおいでって言ってぇ。ごはんチョーダイ!」と「ボク、今はここで我慢しなきゃ、頑張らなきゃ」を見分けないといけないということだ。

 親の力量が試される…。クルトのちょっとした表情やカーミングシグナル、耳の動きなどで判断しなくては…。親仔でまだまだ、クルト、一緒に頑張ろうね!

 後半は公園で他の仔が遊んでいても自分はマテといわれたら待つ練習。これはクルトはまあまあ出来る。「マテ、マテだよ〜。」は連呼してるけど。問題は自分が親と遊んだり、走っているときに「わん!」の言葉を少なくすること。

 もともとが牧羊犬だけに、声はでるわ、横を向きながら器用に走るわでコントロールがとてもやりにくいというか親にその技術がナイ。

 これも、どの程度まで「わん!」を許すか親が意識して、臨界点を超えると「それ以上はダメ!」と伝えなくてはいけないらしい。課題が山積みだー。

 終盤、「爆走3キッズ」たちをフリーにしたら、すかさずクルトが「走ろーよー!」と二人を誘う。でもヴァロンくんとゼファちゃんがプロレス遊びに夢中になっていてなかなか走ってくれない。クルトは「走らないのー。んじゃいいや…。」と地面をくんくん。ふっと一人で走っていったなーっと思ったら、そこには猫の姿が…。

 「ヤバイ!」クルトは猫を友達だと思っている。猫はクルトを友達だとは思ってくれてない。猫逃げる!クルト追いかける!私は「マテッ!マテッッ!」でも、待たない!制御不能だわ、もうぐちゃぐちゃ〜!

 と思った瞬間、たったか走り出したのはなんといちくん!今の今までクルトたちのレッスンをおとなしく見学してたのにー。すかさず先生の「マテ!」ところがこれに反応したのは、「爆走3キッズ」たち…。トットコ親の元へ戻ってくる…。あんたたち、親の言葉をどう聞いてんの?

 いちくんは、そのまま猫と共にいずこへと去る。しばらくして先生に連れられ、反省顔しきりのいちくんが戻ってきた。先生によると「獲物だと思うらしくて…。猫にだけは理性がなくなるんです。」そっかー、いちくんにも不得意なことがあるんだー。なんだか安心。

 でもね、クルトォ、親の言葉はちゃんと聞いてよね!さ、これからもビシビシ練習に励むぞよ〜。(c)


12月10日 (水)  CVR:チャーリー・ビクター・ロミオ

 yattaranと二人でお芝居を観に行く。ストレート・プレイは久しぶり。(というか、少ない観劇のほとんどがミュージカルやバレエ。)ずいぶん前に新聞に舞台評が載っていて、ぜひ観たいなーと思っていた作品だ。

 『チャーリー・ビクター・ロミオ』とはアルファベットを正確に伝えるときに使う言葉だそうだ。なので、「チャーリーのC、ビクターのV〜」となるらしい。で、その『CVR』とは『コクピット・ヴォイス・レコーダー』。いわずと知れた飛行機に搭載されている操縦室内の乗務員のやりとりを録音したものだ。

 この芝居は6つの飛行機事故のCVRを忠実に再現したもの。舞台のセットは全て黒で覆われた中にパイロットの上半身だけが見える、ちょうどコクピットを真正面からみている状態の非常にシンプルなセット。上部中央に小さめのスクリーンがあって事故機の便名、機種名、場所、日付、死傷者人数が表示される。

 芝居が始まると、まず飛行機に乗ると誰もが経験するフライトアテンダントによる非常用酸素マスクや救命胴衣の説明が実際のそれと同じようにある。「それでは、1時間25分の快適な空の旅をお楽しみ下さい。」…。この言葉が虚しく響く。この先には『快適』なフライトなどありはしないのに。

 6つの事故原因は、整備不良、乗務員の判断ミスなど様々だが、いったん緊急事態になるとパイロットは自らの命も危うい中、乗客や乗務員の命を背負って機体状況の把握、危険の回避に集中し、奮闘する。それがいかに悲観的、末期的な状態であっても、最後の最後まであきらめることはしない。その姿には人間の底知れない意志の力が感じられた。

 中でも、どうしても『あの時』の記憶を甦らせる事故がある。1985年8月12日の日航機事故だ。当たり前だが、このCVRには、『圧力隔壁』、『ダッチロール』など当時メディアによく出ていた言葉は一切出ない。油圧系統が切断され、全くコントロールが効かない中で、「ストール(失速)するぞ!」と推力を出したいためであろう「パワー、パワー」の言葉が繰り返される。

 この日のホールの収容人数は約500人。この場にいる観客より多い520人の命がひとつの事故によって失われたということだ。自動車事故の発生率とは比べ物にならないぐらい安全な乗り物といわれる飛行機だが、小さなトラブルは、即重大な事故につながる。人間はミスを犯す生き物だ。しかし、飛行機の整備、運行にそれは許されないことだと思う。飛行機は現代においては無くてはならない『道具』だろう。人間はその『道具』ときちんと関わり、使いこなしていかねばならないのだ。

 芝居はどのケースも最後はセリフが突然寸断され、クラッシュの大音響と共に終わる。スクリーンに写しだされる死傷者数。暗転の中の静寂…。 観終わった後、「飛行機事故で亡くなられた全ての方々の冥福」を祈らずにはいられなかった。

 最近はほとんど飛行機に乗る機会はないが、乗客の立場でしか飛行機とかかわれない私は乗るたびに機体に話しかけることにしている。「どんなに遅れてもいいから、ちゃんと飛んで、ちゃんと降りてね。」(c)

 


12月12日 (金)  FIDING NEMO

世の中を見まわすと、政治も経済も重苦しいことばかり。しかも一昨日はかなりヘビーなお芝居を観てしまった。

 このままだとどんどん深海に落ち込んでいきそうだ。同じ海の中にいるなら少しでも楽しい時間を過ごそうと、今日はディズニーアニメ、「ファインディング・ニモ」を観てきました。

 ディズニー、特にPIXAR製作の作品は大好きです。自分の心がとても素直になれるから。(ということは、いかに普段がヒネくれているかともいえる。)今回も期待以上の面白さで存分に楽しませてくれました。
 ストーリーのすじは予想通りに進むのに、ハラハラドキドキするのは、キャラクターの性格設定と表現がとてもしっかりしているからだと思います。カモメさんなんて、脇キャラで一種類のセリフしかないのに、もう最高!に笑えます。
 お父さんと息子っていいなー。女性の私にはどうあがいても経験することできないし…。

 PIXAR作品は本編上映前に、以前の短編作品をみせてくれるので、毎回それも楽しみ。今回は、「トイ・ストーリー」の6年だか前に制作された作品で、ドームのなかで悪戦苦闘するスノーマンが微笑ましい作品でした。

 それともうひとつ。本編が終わって、エンドクレジットが始まっても決して席を立ってはいけません。最後まで観ないと、懐かしい”友人”に会い損ねますよ。(c)


12月14日 (日)  帽子、カラー&リード

 ペットショップ、クッキーさんに注文していたクルトの帽子、カラー&リードができました。

 デニム生地でとってもカッコいい!クルトは、最初からハーフチョークタイプのカラーを使っています。なかなか市販品で気に入ったものは無く、私は裁縫が苦手ときているので、クッキーさんで作っていただけるのは嬉しい限りです。

 ね、クルト、これを身に着けてどこ行こうか?(c)

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12月17日 (水)  と思っていたら

 yattaranのお休みが取れたとのことで、19日から清里に行って来まーす。おニューのリードがデビューだわ。

 今回のお泊りは「ロッジ クルト」さん。そうクルトと同じ名前のロッジなのです。以前から利用してみたかったところなので、すごーく楽しみー。(c)


12月19日 (金)  清里旅行

 今日は小淵沢周辺の「湧水めぐり」。八ヶ岳の雪解け水などが湧いてでているらしい。

 12月のせいかほとんど人影も見えず、寒いことを我慢すれば、ゆったりとお散歩ができる。

 ロッジ クルトさんは、素泊まりだけどお部屋もとーっても広くて、大満足。クイーンサイズのベッドに一人で寝るなんて贅沢やわー。

 今日も写真をいっぱい撮ったけど、これをサイトにUpできるのはいつになることやら…。何せ、この夏の旅行もUpしとらん。ええかげん、早よUpしたいですわー。


12月20日 (土)  チケット、ゲット!

 清里旅行2日目。朝から雪が積もってる…。チェーンを持ってきていてよかったー!

 清里の清泉寮ではブリザードもどきの強風の中、クルトは初雪体験しました。さすが北の国のシェットランド島をルーツにしているだけあって寒さなんかものともせず、大喜びで走り回る。おとうさんとおかあさんはとにかく寒かったんだけど…。だってマイナス7度だったのよー。

 でも、ここにきたらこれを食べなきゃのソフトクリーム。夏はかなりの人が並ぶんだけど、今日はほんの2,3組しか見かけてない。わんこ連れは私達だけだし。雪の結晶をトッピングしたソフトクリームはとても美味しかったのです。

 ところで、今日は大好きなミュージカル「エリザベート」の3、4、5月公演の発売日。これが、かなりの人気で良い席のチケット即完売は必至。昔なら全然つながらない電話をひたすらかけまくり、相当の時間を費やしてもチケットが取れるかどうかわからなかったのに、今はインターネット販売などの便利なツールがある。

 出先ならロー○ンのLoppiが強い味方です。早速お宿の近くでアクセスするも回線混み混みでつながらない。せっかくの旅行だし、清里のほうにもロー○ンはあるし、そっちで再挑戦!と清泉寮に向かって移動。

 タイヤチェーン装着のためにロー○ンに駐車させてもらい、そのあいだに再びアクセスすると……。取れた!第1、第2希望は売り切れていましたが、なんとか第3希望日の公演チケットをゲットすることができました。ちょっと上手の端だけど、ぜーたくは言ってらんない。ひとまず安心。あとはyattarannのお仕事が入らないように祈るだけです。

 旅先でも、チケットGET!いい時代になったものです。(c)

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12月22日 (月)  今年最後のしつけ教室

 今日は、今年最後のしつけ教室です。たまたま近くに住むchobiの母、クルトからするとばあばがうちに来ていたので、一緒にクッキーさんへ。頼んでいたカラーとリードを受け取り、そうこうしているうちに、ヴァロンくん登場!ひとしきり遊んだあと、あみちゃん登場!続いていちくんと先生。そしてゼファちゃん!アンちゃんがー。おぉ。今日はフルメンバーだよ〜。ばあばは隅っこで見学です。

 まずは室内でよそのひとに食べ物をもらっても、親が呼んだら帰ってくる練習。先生が”よその人”役でバッグからゴソゴソっとジャーキーみたいなおやつを出すと…。クルトはすぐさま「あ、センセイ美味しいもの持ってる!ボクのぶんはあーりまーすかぁー?」状態に。あんたねー、その性格いい加減にしなよー。

 「じゃ、クルトからねー。私がひとつおやつをあげますから、おやつに意識が残っている状態で呼び戻してください。」といわれて、「さ、クルト、センセイのとこに行っていいよ。」というと「やったー、ハーイ、センセー。」と、とっとこ先生のもとへ。先生とアイコンタクトを取ってOKでひとつごちそうになり、呼び戻そうとしたそのとき、パクっと先生の手に残っていたおやつに口が出た。

 「うりゃ〜、クルト!誰がそれ食べて良いって言った〜!?」と母の絞め技炸裂。「ひょえ〜、ごめんなさ〜い。」とクルトの表情。懲りひんやっちゃ、ホンマに。
 もう一度呼び戻しをしたら今度は「後ろ髪を引かれる」様子ではあったけれど、何とかこっちにやってきた。この仔の食に対する固執は相当なもの。これからも練習あるのみ。頑張ろうね。

 後半はいつものようにみんなで公園へ。「マテ」で親が離れていってもしっかり待てるようにとのこと。前にも書いたが、クルトはこれはまあまあできる。しかし、それは「マテ」に集中しやすい状態のとき。スケボーがいたり、自転車が通ったりするとたぶんできなくなると思う。
 先生に相談したら、「リードを短く持っている状態ではなく、長いときにでもこちらの言うことが伝わっているかどうかが大事。」だそうで、リードの長さでコントロールせずに、言葉で伝えて、クルトもそれに応じねばならないとのこと。

 これまた、ムズカシイことを仰る。現在ではたぶんクルトは無理。リードを短くしているのならば興奮しても暴れにくいけど、長くしてたらピーン!ピーン!とリードにテンションがかかって暴れるのは容易に想像できる。以前はスケボーと遭遇するだけで半狂乱に騒いでいたのでこの頃はずいぶん吠えなくなったわーっと思っていたら、もう次の課題。ホントにひとつできたかなと喜んでいても、すぐレベルアップのための練習が待っています。「日々是しつけ」ということですね。おとうさん、おかあさんもガンバロー。

 お勉強が終わり、クッキーさんに戻って、次のクラスの柴わんこのはなちゃんとみんなで遊んでいたら、クルトが床を「くんくん」しだした…。ヤバイ!オ○ッコだ!あーっ!今日はトイレシート持ってくるのを忘れてる!「クッキーさんすみません、シート2枚下さいませんかぁ。」と言ってるうちに、あ、やっちゃった……。

 クッキーさんでは、何度も場所を借りてトイレをさせていただいていたのでクルトにすれば、「ここでは、オ○ッコしたことあるしぃ、オ○ッコしたいのにトイレシートが無ーい!我慢できないよぉ。すみません、やらせていただきますぅ」という心境だったらしいのです。ごめんねー、クルトォ、母が悪かった。やっぱり気をつけてシートは持参するようにしなきゃー。クッキーさん、粗相をしてしまってスミマセンでした。反省、ハンセイ…。(c)


12月24日 (水)  クリスマス

 今日はクリスマスイヴ。どこにも出かけない家族で夕ごはんを囲むささやかなクリスマス。
でも、クルトにはケーキがあるのだ。クルトのためにイチゴも買った。奮発して「とよのか」よ〜。

 味なしのスポンジケーキを作って、クリームの代わりにチーズを練って挟み、
少しだけホイップクリームを塗り、イチゴをのっけました。
クルトにあげたら、10秒かからずに完食。ちょっとは味わってよ〜。

 今まで、何を食べても大丈夫だったクルトの胃と腸。このケーキを食べてもたぶん大丈夫。なはず…。
明日の朝がほんの少ーし心配な母なのです。(c)

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12月30日 (火)  サロンでシャンプー

 今年も残すところあとわずか。大掃除もままならないのに、クルトのシャンプーまでやってらんないので、南町田にあるグランベリーモールの「JOKER」のサロンでシャンプーしてもらう。

 実はクルトはこちらの出身。なので毎回とはいかないけど、何ヶ月かに一度はここでシャンプーしてもらっている。今日も綺麗さっぱり!美男子になったよーんと思いきや、いつもつけてもらうリボンがお正月バージョンで赤色。

 なんか女の子みたい。それでなくてもいつもいつも女の子に間違われるのに、これじゃ「そのもの」だよー。
ま、いいかお正月だし。(と自分を納得させる。)

 明日は大晦日。クルトにおせちを作ったげるからね!(c)

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