Diary 2005. 3
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3月15日 (火)  はじめまして!ゆららちゃん!!

 ラッキーママさんちにゴールデン・レトリバーのパピーちゃんが遊びにいらっしゃるとのことでお誘いいただき、会いに行ってまいりました。ゴルパピちゃんのお名前は「ゆらら」ちゃん♪3ヶ月の女の仔〜。(画像左)うっひゃ〜♪かっわいい〜〜!!こんにちは!クルトとママchobiだよ〜、よろしくね!ゆららちゃんのお友達のシェルティ、サラスくん(セーブル)とラルフくん(ブルーマール)(画像中)もはじめまして!ご挨拶が終わったら、みんな一緒に楽しく遊んで大騒ぎ!ホストのラッキーくん(画像右)ありがとね!

 ゆららちゃんはパピーだけど、クルトより大きい。さすがゴルちゃん。ナデナデさせていただいたら、あんよもしっかりしています。でもねぇ、パピちゃんなのです〜。しぐさの何もかもが可愛いのです〜。ご家族の愛に包まれて、素敵なレディになってね〜。ランチはテラス席わんこOKのカフェへ。食事の間中、みんな、とても良い仔にしていてくれました。カフェからご一緒したラッキーくんのお友達、コーギーのアルくんも加わって(ごめんなさい!画像がありません…。)、再びラッキーママさんちにてティータイム。たくさんのわんこに囲まれて幸せなひとときを過ごしました。

 皆さんがお帰りになったあとも、私とクルトは居残らせていただいて、ラッキーママさんとお喋りの花。(いつもいつもすみません…。)結局、ラッキーママさん手作りの美味しいパスタまでをごちそうになってしまったのでした〜。ラッキーママさん、ラッキーくん、ほんとにいつもありがとう!(c)

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3月16日 (水)  爆走ボーイズ、大爆走〜〜!

 今日はJCDCドッグランにていつもの「爆走ボーイズ(ゼファーくん、チャーリーくん、ブラウンくん、クルト)ぷらすおしとやかシルフィーちゃん」で爆走してまいりました。ドッグランに集合して、ご挨拶も終わって、さあ!走れぇ〜〜!!どばびゅ〜んっっ!!……となるはずが、うん?みんな思い思いに地面をくんくん…、くんくん……。あれれ?何だか爆走スイッチが入らないなぁ…。

 そ…っか…。春だもんなぁ。いろんな匂いがするのかなぁ。なんてママたちが話していると、おぉ!まずはブラウンくんとクルトのスイッチがON!すぐにチャーリーくんとゼファーちゃんのスイッチもON!になって、わやや、わややで大爆走!そうそう、そうこなくっちゃね!でも、いつも思うけど、この仔達良い走りを見せてくれるなぁ。チャーリー&ブラウンくんはホントにタフ。ゼファーちゃんはとにかくちっちゃな体をフル回転。クルトはひとりっこの特徴か、波に乗りたいんだけど、ちょっと乗り損ねつつ、口だけは必ず出ちゃうタイプ。そして紅一点のシルフィーちゃんは、のんびりマイペースで、ときどき爆走にちょこっと加わりつつしとやか〜に春の木々を愛でつつ楽しんでるって感じ。

 思う存分走った後は、ママたちのお気に入りカフェ「FunnyFace」さんへ移動してランチ。こちらのランメニューは、ワンプレートにおかず2品、ディッシュサンド、サラダ、というパターンが多いのですが、おっと!今日はオムライスだ〜。ごはんもののランチははじめて♪もちろんそれを注文して、早速お口にほおばると(また、写真を撮るの、忘れた…)、「うっひょ♪美味しい〜。」美味しい食事と共に、お喋りも満喫しながら午後のひとときを過ごしました。紫さん、チャー&ブーママさん、いつもありがとうございます〜。また遊んでくださいね〜。(c)

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3月17日 (木)  本日もまた映画鑑賞♪

 昨秋に虹の橋へと旅立ったお隣のペルちゃんのママをお誘いして、「オペラ座の怪人」鑑賞ツアー。もう、私のこの暴走は誰にも止められない。(爆 今回は音楽以外に何をメインに観ようかなぁ。一瞬の表情?じっくりと演技?それとも画面の端っこを見ていたら、何か面白いものでも見つかるかも。と分けのわかんない計画を立てても、映画が始まれば、うっとり、どっぷりその世界にワープしてる。あはは、こうなりゃ、観たいだけ観てやる〜。(^-^;

 観終わった後に、ペルちゃんのママさんがひとこと、「切ない映画よね…。」…そうだ、この言葉だ…。音楽も素晴らしいのだけれど、こんなに感動するのはきっと物語も良いから。『切ない』を辞書で調べてみると【(寂しさ・哀しさ・恋しさなどで)胸がしめつけられるような気持ち】【大切に思っている。深く心を寄せている】などなど。あらま、「オペラ座の怪人」全編に漂うものではありませんか。(ちなみに【せっぱ詰まった状態である。】【生活が苦しい。】も切ないんだとか…。確かにそうかも。お金がないときも切ないわ。(苦笑)

 お互いを想うあまり、それが叶わない想いだとわかってはいても、それでも相手を想い求めずにはいられない気持ち…。切ないなぁ…。くすん…。(; ;,)ペルちゃんのママさん、素敵なひと言と共に今日はありがとうございました。こうやってキーワードで考えてみると、私ってかなりの「切ない」好きかも…。大好きな映画やお芝居は、どこかしら「切ない」モードが溢れてるような気がする。そのうち、私的「切ない映画」でもピックアップしてみるかな。(c)


3月18日 (金)  そして本日も映画鑑賞…

 2日続きでまた映画。いかん…。学生時代じゃあるまいし、こんなに映画館に通いづめでいいのか?でも、観たいし…。これ、今日で終わりなんだよな…。あぁ、クルト。こんな母を許しておくれぇ…。今日はMGMの80周年記念作品だという「五線譜のラブレター」を観てまいりました。「夜も昼も」「ビギン・ザ・ビギン」などのスタンダードナンバー、そして、「キス・ミー・ケイト」「上流社会」などの、舞台や映画のミュージカルの作曲家、コール・ポーターと妻リンダの物語です。

 映画を彩るコール・ポーターの数々のナンバー。ショーアップされたシーンをナタリー・コールやアラニス・モリセット、シェリル・クロウら現代のミュージシャンたちが豪華に綴ります。主演のケヴィン・クラインも味わいのある歌を聞かせてくれて、特にいつも自分の最大の理解者で、ポーターにとって支えてくれる存在だった妻のリンダが、不治の病に伏しているときに彼が歌う「So in Love」(「キス・ミー・ケイト」の中の曲です。昔の日曜洋画劇場のラストにも使われていたので、聞けばご存知の方も多いはず。)には、感動してしまいました〜。また、リンダ役のアシュレイ・ジャッドの美しいこと〜。彼女が映画の中で着る1920年代から30年代のお衣装も素敵でございました。ちょっと頑張って観にきて良かった♪やっぱり映画っていいわ〜。(c)


3月20日 (日)  やったね!ゼファーちゃん!

 今日はドッグショーに出陳する紫さんとゼファーちゃんの応援に相模湖ピクニックランドまで、お出かけしてまいりました。会場に着いて、紫さんご一家にご挨拶して、私たちと同じく応援にいらしていたDecoさんと芹南ちゃん(画像左)とともに、ショー本番前の歓談タイム。本番に向けて紫さんもゼファーちゃんも、リラックスしながらも良い集中をしているようで、これは本番が楽しみ。コートを綺麗に整えたゼファーちゃんはとにかく可愛くて綺麗。うっとりしてしまいます。さあ、本番頑張ってね!

 Decoさん、芹南ちゃんとリング横に待機し(でも、今回は会場のリングの設置の関係で、審査のリングまでかなり距離があった…。)パピヨン、アダルト牡の審査開始!ゼファーちゃん登場!が、と、遠い…。見えないことはないが、遠い…。それでも何とか目を凝らし、審査の様子をみていると、お!ゼファーちゃんが指されてる!やった!1席〜!!おめでとうゼファーちゃん!そして、すぐにウィナーズ戦へ出るゼファーちゃん。ヤングアダルトで1席の仔とラウンド。シロウトの遠目だけど、元気があって良いと思うんだけどなぁ。とDecoさんと話しながらみていたら、ん?紫さんがまた指されてる!うわっ!ウィナーズだよ〜!!ゼファーちゃんおめでとう!!ママと頑張ったものね。

 あ〜、ゼファーちゃんがウィナーズをとる瞬間、近くでみたかったな〜。でもほんとにおめでとう!ママもパパも熱心に勉強されて、いろいろ研究されて日頃から努力してたもんね。良かったね!ウィナーズでMCCカードをゲットする瞬間に立ち会うことができて、クルトもママchobiも嬉しいです。おめでとう♪その後ハンドラー講習を受けるDecoさんと芹南ちゃんを見学させてもらい、ウィナーズドッグで記念撮影するゼファーちゃんと紫さんを、私も撮影してから(画像中)パドックに戻りみんなでお昼ご飯。

 紫さんのお話だと、ジャッジの方からゼファーちゃんの歩様を褒めていただいたとか。「日頃からクルト君たちと一緒に走ってるから鍛えられてるんだわ、ゼファーは♪」あらら、ありがとう。クルトでよろしければいつでも筋肉強化のお供をさせていただきますわよ〜。クルトだって足のために、自由運動は欠かせないんだしっ。というわけで(?)ランチ後は、ピクニックランドにあるドッグランエリアで、ゼファーちゃん、シルフィーちゃん、芹南ちゃん、クルトで大爆走!!(画像右、ありゃ?シルゼファちゃんが写ってない…。ごめんね〜。)いっぱい走れて、みんな大満足でした〜。(c)

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3月21日 (月)  今日もドッグショー見学

 2日続きでドッグショーを見学。今日は東京サマーランドで開かれたクラブ展に行ってまいりました。今日のお楽しみはなんといってもシェルティちゃん達が91頭も出陳されること。こんなにたくさんの出陳はなかなか見れるものではないかも〜。朝からレイナままさん、レイナちゃん、サナちゃんと共に会場入りして、レイナちゃん、ラッキーくん、メルくん&ショーンくんのお里、ケンチェリーさんのパドックにお邪魔してショーの開始時間を待ちました。

 ショーの開始前は出陳される方は、皆さんとてもよい表情で集中されていて、これは紫さんとゼファーちゃんを見ていても思うことなのですが、日頃のわんことの暮らしの延長線上にショーに出陳ということがあり、それぞれの目標に向かって勉強され、それをショーで発揮される様子を拝見していると、ショーに出ることはわんこと人間がより密接に関れる充実した良い時間なのではないかと思うのです。これは、アジリティなどの他の競技にもいえることかもしれません。クルトと私はショーやアジリティに出ることはできませんが、このような、わんことひととの関係に接するとよい勉強になります。

 さて、ショーが開始されると、もうひたすらシェルティ、シェルティ、シェルティのオンパレード!特にベビークラスの可愛いことといったら〜。みんな、一生懸命ハンドラーさんを見つめていて、「ら、らぶりぃ♪」途中から合流した、るーさん&メルくん、ショーンくん、紫さん&ゼファーちゃんと共に見学。綺麗にお化粧をしてもらって、リング内をいきいきとまわるシェルティちゃん達はとても見応えがありました。

 ブリード戦が終わり、パドックに戻ってレイナままさん、るーさん、紫さんとお昼ご飯&歓談。その後は会場周辺をお散歩して(シェルティ5頭とパピヨン1頭。ショー会場の隣は「東京ムツゴロウ王国」そこに入るお客さんに注目されてしまった。やはり目立ったか…。(爆)、今日は会場のお手伝いのラッキーママさんに挨拶をして、避けては通れない出店めぐり〜。数店の出店でしたが、ママたち4人でキャアキャア言いながら買ってしまったのは、『ハートポン』という、デジカメ画像から作るハンコ。

 自分のデータの持ち込みも出来るけど、「良い表情の画像がなくてぇ」、なんて言ってたら、お店の人が「こちらのカメラでこの場で撮影していただけますよ。」この商売熱心なひと言に、「では、撮影させてください。」数枚撮らせていただき、その中から気に入ったものを選んで、ハンコの製作を注文する。約30分でできるとのことで、またママたちはお店めぐり〜。そうして30分がすぎ、ハンコができた!おっひょ〜♪クルトだよ、クルトだ〜。ハンコの直径は12mmと小さなものですが、はっきりくっきり陰影がでていて、シェルティだぁ、クルトだぁ。レイナちゃん、サナちゃん、メルくん、ショーンくん、ゼファーちゃんのハンコも素敵に仕上がって、みんなでポコポコ押して大盛り上がり。良い買い物が出来ました♪ちなみにこのハンコ、NETからの注文も出来ますよ〜。http://www.tsukuri-te.com/hanko/index.html みなさん、今日は楽しい時間をありがとうございました〜!(c)

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3月24日 (木)  笑おうと思ってたのに…

 去年、大河ドラマ『新撰組!』に出演されていた、堺雅人さんの演技に惚れてしまった、ママchobi。昨秋、堺さんご出演の『喪服の似合うエレクトラ』を観劇して感激!(う〜ん、イマイチ…。)今日はPARCO劇場で上演されている『おとうさんの恋』というお芝居を観てまいりました。私と同じく、いや、より以上の堺さんファンのSさん改め、ケイトさんとご一緒です。実はこのチケット、一般発売の数分後には売り切れたと思われるのですが、ケイトさんの涙と汗と努力の賜物で奇跡的にチケットをGETすることができたのです。ケイトさん、本当にありがとう♪

 自分の周りを見渡せば、自分を含めてどこにでもありそうな普通の家族の普通のお話。お父さんは家を新築し、一番上のお姉ちゃんは玉の輿に乗って、すぐ上のお姉ちゃんはNET通販会社の社長。先輩は医者になってて、ぼくはニート(このぼくが堺さんの役)。そんなときお父さんが若い娘に恋をした…。そんな家族の面白くて切ないお話。チラシに載っていたコピーはこんな感じ。劇の紹介も「コメディー」ということだった。だから私は、スラップスティックなお話に、少し人情話が絡んで、ちょっと泣けるのかななんて考えて、思いっきり笑い倒すつもりで観始めたのですが…。

 途中からもう涙が溢れてどうにもならず、でも笑えるシーンもたっぷりで、笑って大泣きして、花粉症で鼻はグシュグシュだし、ティッシュはバッグから落ちるし、どうにもこうにも泣けてしまって大変でございました。ネタバレになりますが、このお父さん、実は植物状態の寝たきりで(だから、お父さん役の前田吟さんは、お芝居しても、お父さんの心の中でということで、周囲の人とは意思疎通が出来ていないという設定)、若い娘さんは介護ヘルパーさん、上のお姉ちゃんは玉の輿に乗っても不倫してるし、下のお姉ちゃんは男にだまされて借金持ち、先輩も離婚して悩み多し、ぼくはぼくで将来に夢が見れない…。と書けば悲惨ですが、とにかく笑って泣ける。

 もう心のツボ押さえられまくりの台詞もたくさんあって、「そうそう、そうなんだよぉ、人生ってさぁ。」(とのたまう私がどれだけの人生を知ってるかは横に置いておく。)覚えている中では、「人生はいつからでもやり直しができる。」「人は誰かから必要とされなければ生きてはいけない。」(by介護ヘルパーさん)「あなた24歳でしょ?これから何でもできるわ!私はもう38よ!」(by上のお姉ちゃん)「僕はこの家で育ったから、このうちが異常だといわれても僕にとってはこれが普通。」(byニートのぼく)「私が必要とした人間は私を必要としていなかった。」(byおとうさん)まだまだあったように思うが、私は北島マヤちゃんではないので、全部覚えられない。

 でも、この脚本家の中谷まゆみさん、ほんとにツボの押さえどころが見事。それに演出の板垣恭一さんのプログラムの言葉を読めば、ん?「僕は切ない話大好きの切ないフェチ」…。そのうえ、「『切ない』の定義は<絶対に手に入れたいモノがあるのだけれど、絶対にそのモノは手に入らないとわかっている時に起きる感情のこと>」……。そういう人たちが作っている舞台だ、やはり「切ない」好きの私がハマらないわけないよなぁ。一生のうちにこれだけ笑って泣ける舞台に何回出会えるだろうかというぐらい、感激して劇場をあとにしました。

 その後はケイトさんとお茶しながら、舞台のことで大盛り上がり〜。堺さん出演の舞台が2回とも感動できるものだったことの幸せと、次の舞台へ期待を膨らませながら、ひとまず、4月からのフジの月9、「エンジン」に出演される堺さんをチェックしましょう、ということになりました。ケイトさん、今日のチケット、取ってくださって本当にありがとうございました。また、堺さんの舞台、観に行きましょう〜!!(c)


3月26日 (土)  『むきりょくちゃん』がやってきた

 『爆走ボーイズ』のメンバー、ビーグルのチャーリーくんとブラウンくんとペットショップクッキーさんで待ち合わせて、店内でクッキーさんと共にわんこ談義。(クッキーさん、お仕事中すみませんでした。)店内をしばしお借りして、臨時ドッグランとして使用させていただく。(画像左)相変わらず、『すんげぇ〜』走りの3頭。さすが『爆走ボーイズ』楽しそうに走り回る♪クッキーさん、ありがとうございました。

 と店内のGOODSを眺めていると、可愛いウサギ型のぬいぐるみが目に入りました。なんともいえない表情と、長い手足は柔らかい生地が使用され、ゆるめに中綿が詰められていて、フニャフニャ感がたまらない。(画像中)クッキーさんが名付けた名前は『むきりょくちゃん』………ぶ〜〜わっはっはっはぁ〜〜!!!ヾ(@^▽^@)/おかしすぎ!ぴったりすぎ!むきりょくちゃんはとにかく無気力。(画像右)誰に何をされようともただ無気力。わんこに咥えられても引っ張られても、ぽいっとその辺に放っておかれても、無気力。まさしく『むきりょくちゃん』なのだ〜。その無気力感、気に入った!!クッキーさん、そのセンス、大好きでっす!!チャーリーくんとブラウンくんも、『むきりょくちゃん』おひとりお引取り。うちにもひとりお持ち帰りをして、クルトと遊ぶ。このやわやわ感がとても良いのかクルトもご満悦〜♪こうやって、各家庭に無気力な幸せを運んでくれる『むきりょくちゃん』なのでありました。

 さて、『むきりょくちゃん』と無気力に遊んだ後は、クルトにお留守番をしてもらって、映画を観に行ってきました。今日観たのはレオナルド・ディカプリオ主演の「アビエイター」 1930年代、富豪の両親の遺産を受け継ぎ、飛行機とハリウッドでの映画製作に情熱を注いだプロデューサー、ハワード・ヒューズの物語です。巨匠、マーティン・スコセッシが描く重厚な作品はレオくんはじめ、ケイト・ブランシェットやほかの俳優さんもも良い演技!なのですが、う〜ん、3時間はちょっと長く感じられたかなぁ。私も詳しくは知らないけれど、この映画をより楽しむにはハワード・ヒューズという人がどんな人なのか、その頃のハリウッドの映画産業のことの予備知識がないとより楽しめないかなぁ、なんて思いました。

 大富豪で飛行機会社持ってて、冒険家で、エンターテイメント産業にも熱心で、なんていうと、うん、ヴァージン△トランティックにそんな方がいらっしゃったような…。またまた、独裁者的な経営は、S□IBUの前会長さんを思い出させるし、企業買収やらの話になってくると、あら〜、昨今、巷を騒がせていることがしきりに頭をよぎったりして、映画そのものとは関係ないところで、変に脳内が盛り上がっておりました。でもって、「アビエイター」は、今日が初日。封切り日に映画を観るなんてほんとに久しぶり。学生時代は封切り日の初回を観るために、劇場に並んだものでしたけれど…。映画のキャンペーンのために来日するはずだったレオくんが、次回作撮影のために来日がキャンセルとなり、そのお詫びのフィルムが初日と2日目限定で上映されたので、それが観れたのはちょっとお得。

 そして!予告編でこの夏公開の「STAR・WARS エピソード3/シスの復讐」が観れた!!ダークサイドに堕ちていく、アナキン・スカイウォーカー=ダース・ヴェーダーの物語はどんな風に展開されるのかなぁ。予告編を観る限り、哀しみに満ちた良い感じではあるんだよなぁ。でもなぁ、確か「エピソード2/クローンの攻撃」の時にも予告編は良かったんだよな。予告編は…。どう、期待していいものか、今から悩む、複雑な心境のchobiでございます。(c)

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3月28日 (月)  しつけ教室

 朝からの雨。クルトを抱っこして傘を差しつつ、お教室に向かう。先生といちくんが来られるのを待ちながら、クッキーさんとしばし歓談。今日は前回とは違い、お休みのお仔さんが多いかも〜、なんて話をしていると、先生&いちくんのご登場。ということは、あはは、今日はプライベートレッスンだぁ。雨なので、お外でのお稽古はできないけれど、ゆっくりじっくりレッスンしていただきました。

 まずは、お教室内でのヒール・ウォーク。クルトを横につけながらあっちに行ってはマテをかけて呼び戻し、こっちに行ってはフセをさせ、基本の動作を確実にこなす練習をする。どうしてもお散歩中などは外からの刺激も多いし、その状況での練習ももちろん必要だけど、短い距離、短い時間でより確実に練習することも大事なこと。それが、次のステップへの土台になる。同時に「何頭かでマテをしていて、他の仔が呼ばれても親が呼ばない限り待つ」練習。今日はひとりなので、ひとりでもできる練習の仕方を教わって、お稽古する。「クルトはマテ。」という言葉を理解していくように頑張ろう。

 集中して練習した後は、クルトのテンションを上げて思いっきり遊ぶ。考えてみれば、この「ただ、遊ぶ」ということが大きな課題のひとつでもあるのだが、私とクルトの「親仔関係作り直し」が進むにつれて、少しずつ進歩がみられるようになってきた。まだまだのところも多いけど。と、ここで先生が、私の持参したおやつ(乾燥シカさん)と人間用のおかきを床にばら撒いた。そうか、これはクルトへのひっかけだ!食べ物、特に落ちているものをパクっとやらないこと、どんなものでも口をつけるときは親の許可を得ること、を練習しているが、こんなシチュエーションで練習できるなんてまたとないチャンス。 そりゃ、親としては、撒かれたフードには、「頼むから『口をつけない』でくれぇ」、とも思うが、もしパック〜っとやっちゃったら、それこそ千載一遇のチャンス!しっかり絞めて、張り倒してやるぅ〜!!

 私と遊ぶことに集中していたクルトは、はじめこそおやつに目もくれず遊んでいたので、「う〜ん、食べないかなぁ。ま、それはそれで良いんだけど…。」と思ったとたん、何かの拍子で床に鼻先を持っていったときに、目の前(いや、鼻の前だな。)のおかきをパクッ!とやった!今だ!!「うりゃ〜!!!(引き倒して絞める!!)あんた何やった!落ちてるものは食べない!何でもおかあさんに聞くって約束したでしょ!!わかってるでしょ!!わかっててやったでしょ!!」クルトは「ぎょえ〜!!ごめんなさい〜〜。ひょえ〜〜!!」な表情で謝り続ける…。う〜ん、クルトは「食べてはいけない。」ことは理解しているはず。ただ、そのコントロールが効かなくなるときが多いのだ。やはり食に対する執着が強い仔がその欲求をコントロールするのはなかなか難しい。とは思うが、こういったことを繰り返しながら、少しずつ、ほんとに少しずつ頑張っていくしかない。

 私もクルトもクールダウンするために、教室内を意味もなくうろうろ。クルトに特に言葉もかけないが、クルトは私の側を離れない。以前なら怒られた後は、私と距離をとってひとりで拗ねていたのに…。その様子を見て先生は「クルトにとっては良いことですよ。素直に親と関ろう、親に甘えようとしていることですから。」といっていただき、なんだか嬉しい。そうなのだ、クルトは2年前、療養生活が終わった頃は、自分の感情を出さない(出せない)仔だったのだ。だから、親に甘えることもなく、自分から関ろうとせず、ある意味、彼にとって私は『親』ではなかったのだ。それが、最近はほんとうにいろんな表情を出してくれるようになった。甘えて鼻を鳴らすようにもなった。それによって新たな課題も出てくるが、それはその時に練習していけばいいこと。クルトが何を考え、どのような気持ちでいるのかを表現し、親がそれを察し、また、親がクルトにしてほしいこと、してほしくないことを理解させ、お互いがお互いを必要とする関係で暮らしていくこと(もちろん、犬社会での上下関係を踏まえた上でのことだが。)を考えて、毎日を過ごしていけたら、と思う。

 さて、気持ちもリラックスしてきたら、先生のわんこ、いちくんとクッキーさんの看板娘ミルクちゃんにもご登場いただいて、みんなで遊びながら、床に落ちている食べ物を食べない、という練習。さすがにクルトは先程怒られたのが骨身にしみたのか食べ物には興味を示さない。(フリをしている(^_^;)そのうちにレッスン終了の時間になり、次のクラスの親仔さんが入ってきたが、先生の了解をとって、今回は次のクラスにも参加させていただく。というのは、「何頭かでマテをしていて、他の仔が呼ばれても親が呼ばない限り待つ」練習と、いつもの「おやつを出されても親の許可を得てからアイコンタクトをして優しくいただく」練習をするためだ。

 クルトは他のお仔さんが何度も呼ばれてもひたすら待つ、というシチュエーションだったが、彼がそろそろ待つことに飽きてきた頃からが、本番。「マテ」といわれていれば、待つのはあたりまえなのだ〜。という意識でクルトを待たせる。「あの〜、まだ待つの?」という表情のクルトに、「うん、おかあさんはマテって言ってるんだもん。ま、リラックスして待ってなさい。」と伝えると「は〜い、んじゃ、ちょっと飽きてきたけど待ちます〜。」そうそう、その調子♪10分以上は待たせただろうか…。「OK!おいで!」というと飛んでくるクルト。よしよし、よく頑張った!んじゃ、遊ぼう!といってまた私やクラスメイトと遊ぶ。

 次に「優しくいただく」練習。うん、今日はなかなか良い感じで待ってからいただいているが、「親の許可を得る」要するに、「おかあさん、おやつくれるっていうんだけど、いただいてもい〜い?」と親にアイコンタクトをとる部分が弱い。ひたすらおやつを下さる方にアイコンタクトを繰り返すのだ。それは、良いことなのだが、その前に親にアイコンタクトをとってほしい。この部分がこれからより練習しなくてはいけないことかなぁ。

 今日は教室2時限分レッスンしたので、クルトもお疲れ。プライベートレッスンも良かったけど、いつもと違うクラスでのレッスンも、ほかのお仔さんの行動を参考に出来るのでとてもよい勉強になりました。(c)


3月31日 (木)  たこ焼き&お好み焼きパーティ♪

 今日は我が家に紫さん、Mikupoちゃんをお招きしてお食事会。といっても食事は「たこ焼き&お好み焼き」 なにかで「たこ焼きは家ではやったことないの〜。」という紫さんに、「よっしゃ、大阪の家庭の味、たこ焼き&お好み焼きパーティしよ!」もちろん、シルフィーちゃんとゼファーちゃんも来てもらって、クルトと遊んでもらう。(画像左、尻尾を付けてくつろぐゼファーくんとクルト。)わんこ達がひと段落ついてから、焼き焼き開始〜!

 たこ焼きもお好み焼きも、大阪人にとって、おやつでありおかずでありお酒の肴と万能選手。私も物心ついたときから、生活の中にフツーにあったし、幼稚園の頃から家でもなにかというと「たこ焼き&お好み焼き」 各家庭にはかならずといっていいほどたこ焼き器もありました。今では他人様にもらっていただきましたが、結婚した時はガスホースを接続して焼く、28個焼き用のたこ焼き器が嫁入り道具の中のひとつでした。(爆 現在使用しているのは、ガスボンベを使う形式の15個焼き用のたこ焼き器。ガス口もガスコンロも必要ないので重宝しています。これにたこ焼き粉を溶いたタネを入れ、タコいれ、ネギ入れ、ショウガ入れ、たこ焼きのメインイベント「ひっくり返し」タイム〜。

 大阪に生まれれば、それこそ幼稚園の頃から、クルックルッ、コロコロと千枚通し(今はたこ焼きピックというらしい。)で、ひっくり返していたのですが、これも慣れが必要なこと。「ひっくり返し」初体験の紫さんMikupoちゃん親子さんにコツを伝授して、たこ焼きを作る楽しさを堪能していただく。3回も焼けば、すぐに慣れてきて、お2人ともお見事♪外はカリカリッ、中はとろり〜、のアツアツのたこ焼きはほんとに美味しい〜。

 お好み焼きは、それこそ各家庭にこだわりがあって、キャベツを細か目に切る家庭、豚肉はお好みに入れる前に、焼くか焼かないか、混ぜ込むか乗せるか、乗せてもパリっと香ばしく焼くか、ふんわりと焼くか、もう千差万別なのです。ちなみに我が家は、キャベツは太短めの千切りで、お好み用のタネに混ぜ合わせるのは焼く直前に一枚分ごと、豚肉は一度鉄板で焼いてから広げたお好みに乗せ、焦げを少なくするためにその上からカツオブシを乗せて焼くやり方。でも、どこの家庭でもそこの「家庭の味」があって、どれもやっぱり美味しいのです。また紫さんのおうちでは、薄切りのお餅やチーズを混ぜ込み、ふんわり、とろ〜り焼くお好み焼きがお好きとかで、今日もそれを作ってみました。へぇ〜、チーズが焼けていい匂い。私はどちらかというとチーズは苦手なのですが、これは美味しい!お餅もとろん、としていて美味〜。お好み焼きの具って何でもいいんだよなぁ〜。あ、焼きながら喋るのに夢中になって、写真、撮ってないわ…。

 お腹もいっぱいになって、紫さんが持ってきてくださったお菓子をみんなでいただいて、今日はお開き〜、夕方からの4時間があっという間でした。(画像右は、カウチでくつろぐ子供たち。)紫さん、Mikupoちゃん、シルフィーちゃん、ゼファーちゃん、どうもありがとう!また美味しいもの食べるパーティ、しようね〜!!(c)

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